今朝の朝日新聞にこんなコラムがありました!
遠くから、時にはそば行って足元から見上げていた 今日本中が注目のあの場所についての話です。 とても興味深く読ませてもらいましたので、原文のまま ご紹介させていただきます(^^)/ 1.5m四方のその部屋は、辺見厚志さん(35歳)の小さな「城」だ。 朝8時に入ると、仕事が終わる夕方5時まで一度も離れない。 簡易トイレもあれば、冷蔵庫も電気ポットもある。昼休みには 弁当を食べ、テレビを見たり、読書をしたり。自分だけの空間は 「けっこう快適」だ。 いまは、地上379mにある。おそらく人間がつくったものの中で一番 高いところだろう。そこは、工事中の東京スカイツリーのてっぺん。 建築材を吊り上げるクレーンオペレーターの部屋だ。 毎朝15分かけて、まず2台のエレベーターで330mまで。次に階段を 上り、最後ははしごだ。雲や霧で下が見えないこともある。 モニター画面で地上の様子を確認し、無線でやりとりしながら作業する。 高いところは慣れている。それでも日本の高さには発見があった。 同じ目線に見える飛行船。のんびり動いているようだが意外に速い。 東京タワーの高さを超えた時は、何機もヘリコプターが撮影で迫ってきた。 「かなり近づくなあ。風が強く吹いたらぶつかるかも」と想像してみたりした。 毎朝、天気予報を確かめるのが日課だ。作業への影響も気になるが、 それ以外に楽しみもある。大気中のちりが雨で流され、翌朝晴れると、 絶景が待っている。 「思わず拝みたくなるような富士山。自分だけの優越感に浸れます」 (2010年5月19日 朝日新聞 朝刊より) 常に危険と隣り合わせで、わずかなミスが大事故につながりかねない任務。 ストレスも相当なものだと思います。 「絶景と優越感」・・・これくらいのご褒美があってもいいですよね! 世界一を目指し日々がんばっている この辺見さんをはじめ、現場の方々に、 工事の安全と敬意を込めてエールを送りたいと思います \(^^)/ スポンサーサイト
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